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投稿No. 218804

妄想の世界に③

妄想の世界に③の画像その1
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EROG3 さんの投稿
メール
2025/04/27(日) 19:31:57
ある方に戯作をいただいて妄想の世界を彷徨っています

ご一緒に妄想の世界を共有していただければ幸いです
妻は結婚記念日の旅行で出来心から万引きをしてしまいます
警備員さんに見つかり・・・
結婚記念日の旅行中、妻の美咲(仮名)は高級ブティックで出来心から小さなアクセサリーをバッグに滑り込ませてしまった。店を出ようとした瞬間、背後から低く落ち着いた声が響く。
「奥さん、ちょっとお話しませんか?」
警備員は一歩近づき、声を潜めた。「奥さんみたいな綺麗な人と、ちょっと特別な時間を過ごしたいだけですよ。誰も傷つかず、旦那さんにもバレない。どうでしょう?」
葛藤の末、志津子は小さくうなずいてしまった。警備員は満足げに微笑み、「じゃあ、裏の事務所で話しましょう」と彼女を促した。美咲の足取りは重く、心は嵐のように乱れていた。

Res.1
名無しさん さん
2025/04/27(日) 21:49:37
志津子は警備員に促され、ブティックの裏手に続く狭い廊下を歩いた。足音がコンクリートの床に反響し、彼女の心臓の鼓動と重なる。警備員の背中を見ながら、彼女の頭の中では後悔と恐怖が渦巻いていた。「なぜあのアクセサリーに手を出してしまったのか」「夫にどうやって説明すればいいのか」。結婚記念日の輝きは、まるで遠い記憶のように感じられた。
裏手の小さな事務所にたどり着くと、警備員はドアを閉め、彼女に椅子を勧めた。部屋は殺風景で、机の上にはモニターと書類が雑然と置かれている。警備員は椅子に腰かけ、腕を組んで志津子を見た。
「奥さん、名前は?」 彼の声は落ち着いていたが、どこか支配的な響きがあった。
「志津子…です。」 彼女は目を伏せ、声を絞り出した。
「志津子さん、ね。いい名前だ。」 彼はニヤリと笑い、続ける。「状況は分かってるよね? 店としては警察に連絡するのが筋だけど、俺は優しいからさ。君が少し…その、親切にしてくれるなら、この話は水に流してやるよ。」
志津子の喉が締め付けられるようだった。夫との10年目の記念日、二人で計画したロマンチックなディナー、ホテルの窓から見える夜景――それら全てがこの瞬間に崩れ落ちそうだった。彼女は唇を噛み、震える声で言った。
「本当に…これで終わりにしてくれるんですか? 夫には…絶対にバレない?」
警備員は肩をすくめ、まるでゲームを楽しむような口調で答えた。「俺は口が堅いよ。約束する。さあ、時間がないから、始めようか。」
志津子の視界がぼやけた。涙がこぼれそうになるのを必死で抑え、彼女は立ち上がった。

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